- Home
- 交通事故の基礎知識, 保険について
- 保険会社から示談提案書が送られてきたらすること
保険会社から示談提案書が送られてきたらすること
本日は「保険会社から示談提案書が送られてきたらすること」を解説していきます。

「示談提案書」、これは一定期間の治療や通院等が経過し、保険会社から交通事故被害者へと届く「◯◯万円で示談していただけませんか?」という書類です。
示談提案書には、損害額(治療費、慰謝料、逸失利益、休業損害等)や過失割合(過失相殺率)、そして最終的な提案額が記載されています。示談提案書の読み方にはいくつかポイントはありますが、治療費や慰謝料等の各項目がそれぞれの計算式をもとに合理的理由から損害項目ごとに分けられて記載されているかということが挙げられます。
基本的に、このときの提案書に書かれている慰謝料等は「任意保険基準」で計算されています。(場合によっては、任意保険基準よりも低く、その説明もない状態で提案書を一方的に送りつけてくる保険会社担当者もいますのでご注意下さい)
特に、後遺障害の認定がある場合などは金額も大きく変わってきます。保険会社からの示談提案書があれば弁護士に相談する時も話が早く、弁護士報酬を差し引いたうえで被害者にメリットがあるのかどうかということをすぐさま判断できます。
弁護士に相談するメリットは、「各項目の請求に漏れがない」「弁護士(裁判)基準で請求してもらえる」という点が挙げられますが、もう1つ、解決(示談成立)までの時間を圧倒的に短縮できます。
ご自身が加入している保険に「弁護士(費用)特約」が付いていなくても、保険会社から示談提案書が送られてきたら、是非とも早い段階で弁護士に一度相談されることをおすすめいたします。
投稿者プロフィール

- webライター
-
webライター10年目のフリーランス
企業経営などに関するジャンルが得意
わかりやすく伝わるように心がけています
最新の投稿
交通事故の基礎知識2021.10.26後遺症と後遺障害の違いを理解する
交通事故の基礎知識2021.10.26交通事故の慰謝料・主婦(主夫)の休業損害について
交通事故の基礎知識2021.10.26交通事故ムチ打ち被害者が慰謝料を削られる最大の理由
交通事故の基礎知識2021.10.25交通事故発生後の被害者が取るべき対応
関連記事
交通事故に強い弁護士
-
No.1 〇〇弁護士事務所


















